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コラム

イギリスのEU離脱(ブレグジット)は、インバウンドにどう影響?

連日ニュースや新聞などで報じられている、イギリスのEU離脱についてのニュース。
日本に来る観光客の動向に、どう影響するのでしょうか?
じつは遠い話のように思えて、大きな影響が懸念されているんです。

ブレグジットとイギリス人訪日客

イギリスのEU離脱が国民投票で決定されて以降、イギリス国内世論は混乱しているもののEU離脱はほぼ確定的なものとして捉えられています。
これが、Britain+EXITをあわせた用語で、ブレグジットと呼ばれます。

経済面ではホンダが在イギリス工場の移転を決定するなど大きな影響を与え、合意のない離脱となれば世界経済に大きな打撃となることが予測されるブレグジット。
では、日本にとってのインバウンドにはどんな影響があるのでしょうか?

まず懸念されるのが、イギリス人旅行客に対する影響です。

欧米からの旅行客は一緒になって考えられるケースも多いだけに、イギリス人旅行客がどれだけ訪日しているか、というのは見えにくいのが実態です。

実は、イギリスからの旅行客というのはインバウンドにおいて重要な位置を占めています。
イギリスからの訪日客は30万人を超える程度で、これはすべての国において11番目の数になります。
全体からすると、人数自体は必ずしも多いとは言い切れないかも知れませんね。
ドイツ、フランス、スペインなどと並びヨーロッパからの代表的な訪日元の一つ、と捉えられるでしょう。

しかし、イギリスからの旅行客で注目すべきはその消費量です。一回の訪日で使う金額は20万円を超えるなど、比較的裕福な層が来日しています。

また滞在時間も2週間ほどと長めで、その分消費が多くなり、複数都市を訪れる傾向にあります。
滞在先は他の欧米からの訪日客と同じく、京都や奈良と言った日本文化を感じられる場所が多いようです。

ポンド安が大きな打撃に

イギリスのEU離脱はまだ実際に行われていないものの、現に大きな影響が出ているのがポンド安です。

イギリスのEU離脱で英国内市場の縮小に加え、合意なき離脱への懸念からすでにイギリス・ポンドは円に対して安くなっています。
そんな中、同じくリスクの煽りを受け下落したユーロや、政府の方針で価値が据え置かれている中国元と比べ円はどうしても高くなってしまいます。
旅行先という観点では中国やEU圏の東欧とも競合している以上、イギリス人にとって日本旅行が、相対的に割高感が出てしまう恐れがあります。

またポンド安でイギリス人観光客の購買力が落ちています。アジア圏からの旅行客と違ってイギリス人旅行客は宿泊食事に高い料金を支払う傾向にあります。こうした業界にとっては打撃でしょう。

 最後に

国際問題としてテーマになるブレグジットですが、インバウンドにとっても決して無視できる問題ではありません。

欧米からの旅行客をよく受け入れている施設であれば、ブレグジットの動向を注意深く観察していく必要があるのではないでしょうか。

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