1. HOME
  2. お役立ち情報
  3. 【第1回】できる!サイト活用PDCA

お役立ち情報

Useful Information

【第1回 できる!サイト改善PDCA】アクセス解析はWebサイトの現状把握の最初の一歩【初心者向け】

サイト改善のPDCAを1ステップずつ解説する「できる! サイト活用PDCA」の第1回、Plan編。
今回のテーマは「アクセス解析」です。サイト改善では、アクセス解析と更新を繰り返し、お客様からの反応が取れるサイトにコツコツと育てていくことが大切です。

そのためには、

・Webサイトが「誰に」「どのくらい」見られているか、現状を把握すること

・Webサイトで集客するための目標を設定すること

この2つがマストです。そしてそのためには「アクセス解析」が必須なのです。
アクセス解析というと難しく感じるかもしれませんが、心配はいりません。
基本の段階では見るべきポイントはわずかです。

この記事では「アクセス解析」について、読むだけで実践できるように、
できるだけ簡単に・具体的にまとめました。それでは実際にやっていきましょう!

アクセス解析でわかること

useful-01-02.jpg

アクセス数がわかる

サイトからの集客を増やすには、サイトのアクセス数を増やすことがマストです。BtoBでの一般的なWebサイトの「お問い合わせ率」をご存知でしょうか? 50%? 30%? いいえ。なんと、一般的なお問い合わせ率は約1%といわれています。残念なことに、サイト訪問者の実に99%が特にアクションをせずに、ほとんど素通りして帰ってしまうのです。

その前提に立つと、総アクセス数を増やすことがお問い合わせ率を上げるためにいかに大切か、実感できるのではないでしょうか。サイト運営では、アクセス数を増やし、なおかつ残りの99%からのアプローチをいかに増やすかも考えなくてはなりません。

アプローチの増やし方については、第4回の「Action編」で詳しく解説します。

ユーザの自社サイト内での行動がわかる

どのページが見られているか、離脱が多いポイントはどこか、ユーザの滞在時間が長いページはどこかなど、「Webサイトを見に来てくれている人が、サイトをどのように行き来しているか」のイメージを把握することができます。お客様の関心が高い情報を増やしたり、ボトルネックとなっている箇所を修正するなど、今後のサイト改善のためのヒントが得られます。

Googleアナリティクスでアクセス解析をやってみよう

useful-01-02.jpg

Googleアナリティクスとは

アクセス解析ツールの代表的なものにGoogleアナリティクスがあります。GoogleアナリティクスはGoogleタグマネージャやSearch Consoleなど、他のGoogleサービスとも連携しやすいアクセス解析ツールです。大企業を含めた多くの企業で採用され、アクセス解析の主流となっています。そのため、使い方やカスタマイズ情報など、書籍やネットで情報を豊富に手に入れることができるのでおすすめです。

Googleアナリティクスのアカウントを準備確認する

アクセス解析はサイト制作後、できるだけ早いうちにぜひ導入したいものです。
まずはGoogleアナリティクスのアカウントがあるか確認します。アカウントがわからない場合は、弊社までにお気軽にお問い合わせください。

\お役立ちTIPS/

Googleアナリティクスを導入するには下記の作業を行う必要がありますが、スターティアで制作したWebサイトでは全て実装済みです。手動で行う場合は下記の手順で行います。

【Googleアナリティクスの導入手順】
①Googleタグマネージャのタグを全ページに入れる
②Googleアナリティクスのアカウントを作成する。
 サイドドメインごとにプロパティ登録をする。
③トラッキング情報からトラッキングIDを取得する。
④トラッキングIDをタグマネージャに入れ、すべてのページに設定する。
⑤タグマネージャのプレビューモードで確認して、公開する

アクセス解析で見るべき項目

Googleアナリティクスにはたくさんの機能がありますが、アクセス解析をダラダラと眺めるのはおすすめできません。最低限使うレポートは「ユーザー サマリー」画面「目標 サマリー」画面のみで、トータル1分程度で確認できます。それぞれの画面の見方について解説していきましょう。

「ユーザー サマリー」画面

useful-01-02.jpg

\お役立ちTIPS/

サイトの現状をより詳しく知るには、下記の数値も役に立ちます。慣れてきたらこちらもチェックしてみましょう。

ページビュー:サイト内のページごとの閲覧数がわかります。どのページが多く見られているか/見られていないページはどこかを確認できます。


離脱率:離脱とは、サイトから訪問者が離れてしまうこと。離脱率はページを見た人のうち、そのページを最後にブラウザを閉じたり別のサイトに移動した人の割合です。

直帰率:直帰とは、サイトで1ページしか見ずにそのままサイトから出ることで、離脱のなかでも、1ページ目で離脱してしまうことを指します。直帰率は、全体のセッション数のうち、1ページ目しか見ていない訪問者の割合のことです。

離脱率や直帰率を分析することで、訪問者が興味を失うポイントなど、ボトルネックとなってしまっている箇所を探るヒントになります。

「目標 サマリー」画面

useful-01-02.jpg

「目標 サマリー」画面では、サイトの成果が上がっているかどうかを確認することができます。
「コンバージョン」→「目標」→「概要」から開きます。

「目標 サマリー」画面を確認する前に、やっておきたいことがあります。
それは「ユーザ サマリー」の数値をふまえて目標を設定することです。

Webサイトの役割は、お客様を集めて利益につなげること。そのためには、
①いかにサイトにお客様を集めてくるか(=流入数)と②お客様に、いかに高い確率で利益につながる行動を起こしてもらえるか(=反応率)、この2つをともに高めていくことが重要になります。

反応率はコンバージョン(CV)とも呼ばれ、サイト上でお客様が起こす行動のことです。
代表的なものは「お問い合わせ」「商品購入」「資料請求」「会員登録」が当てはまります。

このCVの目標を具体的な数値として設定しましょう。「目標 サマリー」画面ではCV数が上がっているかどうかを定期的にチェックします。

弊社ではWebサイト作成後のご相談も受け付けております。御社のビジネスモデルに合わせて“利益が出るサイト”へ成長させるお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

MA(マーケティングオートメーション)ツールもアクセス解析に応用できる

MAツールのなかには、アクセス解析に活用できる機能があるものがあります。
例えばBowNowなら、IPアドレスにもとづいて訪問者の会社名などの情報をたどることができます。

サイトに流入している人たちや、流入元の媒体の客層と、自社の客層が合っているかを詳細に確認することができるのです。
もし「想定していた属性のユーザの訪問数が少ない/離脱率が高い」なら、狙っている属性の訪問数が増えるように、サイトの内容を変更するSEO対策をとるなどの施策をとることを検討します。

MAツールは営業部門だけでなく、サイトでの集客にも応用できるものです。
企業でお使いのMAツールがあるならば、ぜひ機能を確認してみてください。

BowNowについてはこちらから。

まとめ

Googleアナリティクスの基本的な使い方を解説しました。
Googleアナリティクスには数多くの機能がありますが、まずは全てを把握する必要はありません。
集客につながるサイトづくりはアクセス解析から始まります。

まずは目標を設定して、
最低限、チェックするべき「ユーザー サマリー」「目標 サマリー」画面を定期的に
確認することを習慣づけましょう!

次回の「Do編」では、アクセス解析から得た情報をもとに、実際のSEO対策のやり方について
解説します。お楽しみに!

サービスに関するご質問、
施策のご相談など
お気軽にご連絡ください。

セミナー情報